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イメージや文字の貼り付け


 
イメージ貼り付け概要 データ作成TOP
貼り付け可能なデータは、単に写真だけではなく、文字列や図面(mpw)も扱うことが出来ます。
特に「DRA文字」は貼る面を必要としないので、3次元文字として幅広く利用可能です。
図面は全て線分化されて表示されます。塗りつぶしや貼り付けられたイメージは無視されます。
(1)写真などのイメージ指定面に貼り付ける。
(2)イメージ文字指定面に文字列をイメージ化して貼り付ける。
(3)DRA文字指定面とは無関係に3Dの文字列を作成する。
(4)CAD図面指定面を原点にして、図面を指定縮尺で表示する。


 
使えるイメージの種類 イメージTOP

主なイメージの種類は拡張子が以下のもの。
拡張子呼び名説明
(1).jpgジェイペグ最も一般的な写真の形式。
再現性は無いが、写真の圧縮比は高い。単純なイメージでは境界がぶれる。
(2).pngピング完全再現可能な最も一般的な圧縮形式。
写真では圧縮率がJPGより悪いが、単純なイメージでは高圧縮で完全再現。
(3).bmpビーエムピーマイクロソフトの内部形式そのままのファイル。圧縮形もあるが、普通は非圧縮。
(4).tifティフFAXやモノクロの圧縮に使われることが多い。
白黒でサイズが小さいので、大きな図面の記録にもよく使われる。
(5).mpwエムピーダブリュ4バイト整数型の図面。
比較的小さな範囲(4Km四方程度)の建築に利用される図面形式。

これ以外についても適時対応予定。
イメージのサイズは最大で縦横共に1024ドット。これを超過するイメージは自動的に縮小。


基本のイメージ指定様式

【イメージコード】;【面番号】;【イメージ名称】;【サイズX】;【サイズY】;【赤】;【緑】;【青】;【移動量X】;【移動量Y】;【回転角度】;【回転中心X】;【回転中心Y】;【鏡面反射】;
の形式で記述。
パラメータは【;】セミコロンで区切り、全体は【|】縦棒で区切る。

【イメージコード】「A」はベースの色がオブジェクトの色。
「C」はベースの色はパラメータで指定した色。

【面番号】
1000下面
2000上面
3000左面 一周しない円柱等の開始面
4000右面 一周しない円柱等の終了面
5000前面 円柱等の外側
6000後面 円柱等の内側

【イメージ名称】
写真ファイル名等を現在表示しているデータからの相対パスで記述

c;5000;image.jpg;|
フォルダーの中にある時は
c;5000;sub\image.jpg;|
とすると、subの中のimage.jpgを貼り付ける。また、URL風にスラッシュを使って
c;5000;sub/image.jpg;|
としてもよい。
文字列を貼り付けるときは下記のように全体を[](半角の大カッコ)で囲って記述
[text=:::::]イメージ文字列
[drafont=::::::]3次元DRA文字

【サイズX】;【サイズY】
イメージのサイズを実寸[mm]で指定。省略すると、面いっぱいに貼る。

【赤】;【緑】;【青】
ベースの色。コードがAの時は無視。省略すると255;255;255の白色。

【移動量X】;【移動量Y】;
貼り付ける場所。オフセット[mm]

【回転角度】;【回転中心X】;【回転中心Y】
貼り付けるイメージの回転パラメータ。単位は[mm]

【鏡面反射】;
=1:鏡面反射ON


 
1)写真などのイメージ イメージTOP
シリンダーの外周に梅の写真を貼ったもの

C;5000-;hana.png;0;0;;;;0;0;0;0;0;0;


 
2)イメージ文字 イメージTOP
箱にイメージ文字を貼ったもの

c;2000;[text=8:イメージ文字:30:30:60:#ffffff:MS Pゴシック:#000000::::300:200:0:1];

【イメージ名称】を[](半角の大カッコ)で囲って、
【[text=】【原点コード】:【表示文字】
:【Xオフセット】:【Yオフセット】:【文字高さ】
:【文字カラー】:【フォント】:【背景色】
:【原点コード】:【基準ポイント】:【枠有無】
:【イメージ幅】:【イメージ高さ】:【行間】
:【背景透過】

を指定することで、ウィンドウズのフォントを使って、面に文字を記入したかのように表現。
パラメータは【:】コロンで区切る

【原点コード】 文字列の原点を指定。これはそのまま、作成するイメージ板の中での文字の位置(基準ポイント)のデフォルトになる。
8 左上9 中央上10 右上
4 左中5 中央中6  右中
0 左下1 中央下2  右下
【表示文字】 制御文字を含まないように注意。
●使ってはいけない文字
コロン
セミコロン
改行
●改行はアンダーバーを2つ続けて書く。
あいうえお__かきくけこと書くとあいうえお
かきくけこ
になる。
●文字列前後の半角スペースは取り除かれてしまうので注意。
全角は無視されません。
【Xオフセット】:【Yオフセット】 mmで指定する
【文字高さ】 ドットで指定。デフォルトは、100ドット。大きいほど綺麗な字になるが、作成可能な最大イメージ版のサイズは最大で1024なので、よろぴこ
【文字カラー】 デフォルトは黒。
色指定は「255.0.0」のように小数点で区切って赤、緑、青の順に0〜255で記述。
イメージコードがAの場合は下地と「AND演算」で色が決まるので、下地に無い色は出ないので注意してください。
逆に、Aで文字カラーを「255.255.255」にすれば、下地の色で書けます。
【フォント】 ウィンドウズで使えるフォント名。デフォルトは「MS P明朝」。
【背景色】 背景となるイメージ版の色
デフォルトはデータ作成時の背景色と同じ色。
色指定は「255.0.0」のように小数点で区切って赤、緑、青の順に0〜255で記述。
イメージコードがAの場合は下地と「AND演算」で色が決まるので、下地に無い色は出ないので注意してください。
逆に、Aで背景を「255.255.255」にすれば、下地の色が背景に出てきます。
【原点コード】 文字原点
デフォルトは8
8 左上9 中央上10 右上
4 左中5 中央中6  右中
0 左下1 中央下2  右下
【基準ポイント】 文字を書き始める基準位置
文字原点と同じコード体系
イメージ版上の点
デフォルトは8
8 左上9 中央上10 右上
4 左中5 中央中6  右中
0 左下1 中央下2  右下
【枠有無】 4隅を丸めた効果を持たせたイメージ版を作る。 デフォルトは0(無し)
【イメージ幅】:【イメージ高さ】 イメージ版のサイズ
省略すると、指定された文字列を書けるだけの最小のイメージ版が作成さる。
【行間】 改行幅をドットで指定
負の値で上に向かって改行
デフォルトは、文字高さの2割。
【背景透過】 張り付ける面を透明にして文字を書きます。ガラスに文字を書いた感じです。
漢字スペースを書けば透明な面になります。この時はメモリ節約のため「イメージ幅、イメージ高さ」は小さくしましょう。


 
3)DRA文字 イメージTOP
シリンダーからDRA文字が生えている

C;1001;[drafont=0:DRA文字:200::::0:1:255.200.30:0:0:1000:90:0:0:1];0;0;;;;0;0;0;0;0;0;
C;1002;[drafont=0:右に曲がる:200:::::1:#ffffff:0:0:2000:90:0:0:];0;0;;;;0;0;0;0;0;0;

【イメージ名称】を[](半角の大カッコ)で囲って、
【[drafont=】【原点コード】:【作成文字】
:【高さ】:【幅】:【間隔】:【改行幅】:【改行方向】:【太さ】
:【色】:【X座標】:【Y座標】:【Z座標】:【X回転】:【Y回転】:【Z回転】
:【引き出し線】:【始点X座標】:【Y】:【Z】
:【文字倍率】:【透過度
を指定することで、3次元空間に文字を作成でる。
この場合貼り付ける面番号は無視される。
パラメータは【:】コロンで区切る


【原点コード】 文字列の原点を指定する。
8 左上9 中央上10 右上
4 左中5 中央中6  右中
0 左下1 中央下2  右下
【作成文字】 制御文字を含まないように注意してください。
ダメな文字
コロン
セミコロン
改行
改行はアンダーバーを2つ続けて書く。
あいうえお__かきくけこと書くとあいうえお
かきくけこ
になる。
【高さ】 mmで指定する
【幅】 mmで指定する
デフォルトは【高さ】と同じ
【間隔】 文字と文字の隙間。mmで指定する
デフォルトは0
【改行幅】 mmで指定する
デフォルトは、文字高さの2割。
【改行方向】 上に向かって改行したいときは、ここに−1を入れる
デフォルトは1.下向に改行する。
【太さ】 DRA文字は実際の太さを持ちません。画面上のドット指定になる。
【色】 色は#から初めて、#ff0055のように16進数で表すことができる。赤緑青の順番。 赤は#ff0000 緑が#00ff00 青が#0000ff 白は#ffffffになる。 10進数の場合はカンマで区切って 255.128.64 のように表記する
【X座標】:【Y座標】:【Z座標】 原点からのズレをmmで指定する。
【X回転】:【Y回転】:【Z回転】 回転を度で指定する。最初の状態は、X−Y平面。
【引き出し線】 引き出し線の有無。1で有り。
デフォルト0
【始点X】:【Y】:【Z】 引き出し線の始点座標
終点は文字原点位置
【文字倍率】 文字を拡大縮小
デフォルトは1
【透過度】 文字の透過度(0〜1)
デフォルトはパーツと同じ
{

 
4)CAD図面 イメージTOP
上面にCAD図面を貼り付けた

C;3000;垂れ壁・腰壁付き独立柱.mpw;1;1;;;;-580.983;0;0;0;0;0;

基本のイメージ指定様式と異なる意味になる項目が2か所あります

【イメージコード】;【面番号】;【図面ファイル名称】;【縮尺】;【面から離す距離】;【無視】;【無視】;【無視】;【移動量X】;【移動量Y】;【回転角度】;【無視】;【無視】;【無視】;

【イメージコード】「A」はベースの色がオブジェクトの色。
「C」はベースの色はパラメータで指定した色。

【面番号】
1000下面
2000上面
3000左面 一周しない円柱等の開始面
4000右面 一周しない円柱等の終了面
5000前面 円柱等の外側
6000後面 円柱等の内側

【図面ファイル名称】
ファイル名を現在表示しているデータからの相対パスで記述

c;5000;plan.mpw;|
フォルダーの中にある時は
c;5000;sub\plan.mpw;|
とすると、subの中のimage.jpgを貼り付ける。また、URL風にスラッシュを使って
c;5000;sub/plan.mpw;|
としてもよい。

【縮尺】;
分母を記入。1/100なら100。省略できない。実寸なら、1。

【面から離す距離】
面から離すことで、面の影響を回避する事ができる。省略すると、面と同じ平面になるので、面を背景にした場合、フラッターを起こす。

【無視】;【無視】;【無視】
色指定は無視

【移動量X】;【移動量Y】;
貼り付ける場所。オフセット[mm]。

【回転角度】;【無視】;【無視】
貼り付ける図面の回転角度。回転の中心は無視。

【無視】;
鏡面反射は無視
}