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このコマンドは,「年賀はがき」や「暑中見舞い」,「住所シール」
や「請求書」を印刷する時に,表計算ソフトやデータベースソフト,
ワープロやメモ帳を利用して,連続的に同じパターンでデータの印
刷をするコマンドです。
使用法
このコマンドを実行する前に,図面に,
図面の適当な位置に
グループを新規にして
[ANK文字]で
&BOU.SHEET&MASTER
の文字を書いてください。
次に,
A から ZZ までのカラム記号を
同じグループで
[ANK文字]で
大文字で
書いてください。
[例]
&BOU.SHEET&MASTER
A D
F G
AD
など。
用意ができたら,
エクセル等のデータを行単位で選択して「複写」してください。
このコマンドを実行すると,
画面に最初のページのイメージが現れて,確認のメッセージが
現れます。
次に,
中断の仕方のダイアログが現れて,
最後に,
「印刷ダイアログ」が現れます。
この状態まで来ると,
最初の1枚以外は「キャンセル」できませんのでご注意ください。
あとは
通常の印刷手順に従います。
印刷の形式は,
[印刷]コマンドの設定に従いますので,事前に確認しておいて
ください。
拡張機能 その1 スキップ行の指定
&BOU.SHEET&MASTER の後に続けて,[,A]のようにカラム記号を
書き込んでおくと,そのカラムの内容が[1]以外の時に,その行
の印刷をスキップさせることが出来ます。
[例]
&BOU.SHEET&MASTER,D
とするとカラム D の値がゼロの時その行は印刷しません。
拡張機能 その2 おなじパターンで一枚に複数行のデータを書き込む
同じパターンで,1枚の用紙の中に幾つものデータを印刷したい
とき,
&BOU.SHEET&SLAVE
の文字を書いてください。
MASTERのパターンが,この文字からの相対位置に在るものとし
て印刷できます。
拡張機能 その2の1 スレーブの印刷順位
スレーブデータの書く順番はデータの内部位置に依存します。
シールシートのように,一部使って,次回残りを利用したい場合,
&BOU.SHEET&SLAVE,1
のように,スレーブに番号を付けることが出来ます。
番号は必ずしも,続き番号である必要はありません。小さい順
に印刷されます。
途中から印刷したい場合,サブメニューの「印刷開始SLAVE番号」
にスレーブの番号を入れます。
一致する番号のスレーブ位置から印刷が開始されます。
一致するものが無い場合は,マスターから印刷されます。
[例]
&BOU.SHEET&SLAVE,1
&BOU.SHEET&SLAVE,2
&BOU.SHEET&SLAVE,11
&BOU.SHEET&SLAVE,23
&BOU.SHEET&SLAVE,53
とスレーブを作っておいて,「印刷開始SLAVE番号」に[11]を指定すれば,
マスターとスレーブ1,2を飛ばして,
&BOU.SHEET&SLAVE,11
&BOU.SHEET&SLAVE,23
&BOU.SHEET&SLAVE,53
の順に印刷されます。
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